薬剤師の需要が減る要因

薬剤師の需要が減る要因として考えられることに、病院経営のために薬剤師の数は増やすというよりも、現状維持もしくは減少させる傾向にあることや、ドンキホーテの事例で認められたように、薬剤師が店舗に常駐していなくてもテレビ電話で薬に関しての指導、助言がある場合には、常駐と同様とみなされるようになったこと、調剤薬局の数も右肩上がりだった傾向に落ち着きが見られるようになった結果、調剤薬局で働く薬剤師の数も頭打ちになったことなどがあります。

その反面、薬剤師の供給は増えると考えられる要因としては、不況等により、今まで薬剤師の資格を持ちながらも家庭に入っていて働いていなかった方などが新たに働きに出始めたり、結婚を機に退職という方が減ったりするという傾向があるということもあります。

このように、需要は減少する一方で供給は増加するという、需要と供給のバランスが崩れた状態になることが予想されるため、今後は、以前のように薬剤師の資格は万能の資格というものではなく、薬剤師になるために高額の学費もかけたにもかかわらず、その資格を生かす仕事に就くことができないという方が大勢出てくると予想されています。

そうした中でも薬剤師として働いていくためには、今後は薬剤師の資格プラスアルファが求められるようになります。

それは、高いコミュニケーション能力で患者さんと良好な関係を築くことができるとか、薬剤師の中でも特に専門的な薬学の分野があって、その分野の専門薬剤師として活躍ができるというもの、また在宅や介護など、今後薬剤師の活躍が期待される分野に新たに積極的にかかわっていくことなどです。
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これらは、今までのように薬学の勉強をしっかりしていれば薬剤師になれるということではありません。

幅広い経験や知識が必要になってくるということです。

今後、薬剤師を目指したいという方は、それらをよく検討したうえで、自分のアピールポイントとなる部分はどこか探し、そこに磨きをかけて、薬剤師となっていくことが必要となるでしょう。

2011年10月27日 |

カテゴリ:薬剤師転職